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2015年9月30日水曜日

TED: Alix Generous: How I learned to communicate my inner life with Asperger's を見て

TEDの「Alix Generous: How I learned to communicate my inner life with Asperger's」を見た。

アスペルガー症候群(ASD)の人の話。
ASDの人のコミュニケーションの訓練をするためのアプリを作っている
明晰夢を見る事が出来る
明晰夢の中では何でも思い通りになって楽しい
でも、明晰夢よりASDの人が能力を発揮できるのを助ける事の方が素晴らしい

2015年2月9日月曜日

TEDx Sappro: 思うは招く: 植松 努 を見て

TEDx Sapproの「思うは招く(植松 努)を見た。
http://tedxtalks.ted.com/video/Hoping-Invites-%7C-Tsutomu-Uemats

北海道の赤平でリサイクル用のマグネットを作っている。
本業とは別にロケットも作っている、人工衛星も飛ばした。
宇宙の開発は夢ではなく手段。
お祖母ちゃんの教え: お金は紙切れになるかもしれないから、本で知識を貯めるべき。
お金をはらって手に入れる => サービス => してもらう
自分で出来る => してあげる => 仕事に出来る
夢と言うのは出来ない事をやろうとする事
出来ない事をやろうとするのは孤独 => 本の中の偉人に励まされた
初の経営 => 大成功 => 調子に乗り過ぎて大失敗 => さらに孤独になった
どーせむり => 諦めてしまう事は楽な事
自信無くした人 => 他人の自信を奪おうとする => より弱い物から奪おうとする
宇宙開発は無理 => やった事がないひとが言っている => 本当??
足りない => 助け合える。
中途半端 => 何もならやないよりまし。
教育 => 失敗を体験ためのもの
やった事がないことをやる
失敗したら逃げる => 苦しい => 成長中
失敗はより良くするためのデータ
「どーせむり」ではなくて「だったらこうしてみたら」と言おう。

人は自分より可能性がある人を潰そうとする性質がある。
自分の存在を脅かす可能性があるから排除すべきと言う防衛本能。
自分が「諦めた」理由の正当性を脅かすから。
自分が自分自身に対して諦めない事が重要。
そうすれば他人の「諦めない姿勢」にも肯定的になれるはず。

2014年12月22日月曜日

Mitch Resnick: Let's teach kids to codeを見て

TEDのMitch Resnick: Let's teach kids to codeを見た。

子供にプログラミングを教える事の意義について。
昔同僚に教えてもらったMITで作っている言語"Scratch"の話だった。

Scratchはブロックイメージを使ってGUIでプログラム出来る。
新しいScratchではカメラや音声やセンサを使って仮想と現実を結び付ける機能に力を入れている。

現代の子供は"degital native"と呼ばれたりしているがITを使っているだけで作ってはいない。
読み書きと同じアナロジーで読むことだけではなく、書くことも学ぶべき。
書く事を学ぶことで新しい表現手段を手に入れる事が出来る。
皆がプロの物書きでない様に、プロのプログラマになる必要はない。
基礎的な書く能力としてScrachの様な簡単な言語を使えるレベルで良い。

Scrachの他にもプログラミングを初心者が学ぶ環境が増えている。
Codecademy, CodeDojo, Girls Who Code, Black Girls, etc...

プログラムの作成を通して、論理思考や段取りや協力の仕方などものづくりの基礎も学べる。

Scrachを教えるafter schoolで自作ゲームの点数表示の仕方が分からない生徒がいた。
生徒に変数の使い方を教えてあげたらとても「感謝」された。
先生が生徒に何かを教えて感謝されると言うのは学校の現場では少ないのでは?
ポイントは生徒に「これを実現したい」と言う強い動機があった事。
動機付けられていれば理解も深まる。

講演者の83歳の母親もScrachでプログラムを作れる様になったと言うのも凄い話。

英語は簡単で発音も聞き取り易かった。

2014年12月19日金曜日

Yves Morieux: As work gets more complex, 6 rules to simplify を見て

TEDの「Yves Morieux: As work gets more complex, 6 rules to simplify」を見た。

仕事が上手く行かない理由は複雑さにある。

複雑さに対して組織やプロセスを複雑化して対処すると余計に上手く行かない。
責任部署を増やしてメトリクスで管理するのでは上手く行かない。
現実を上手く表していないメトリクスを満たすために個々の部署がそれぞれ動く。
本質的な部分を外して部署間の連携が上手く行かなくなる。

簡単にすればもっと上手く行くようになる。

役割や肩書ではなくて他人が実際は何をやっているかを知る。
レイヤーを減らしてまとめ役を強化する。
ルールを減らして個々の判断の裁量を大きくする。
結果が実施者に直接返って来るようにして自分事として捉えられるようにする。
余分なリソースを持たせない様にして他人に頼むしかない状況にする。
失敗を責めずに、協力しなかったこと、協力を要請しなかったことを責める。

2014年9月23日火曜日

Eleanor Longden: The voices in my headを見て

TEDのEleanor Longden: The voices in my headを見た。
英語が難しすぎて一回目に聞いたときはほとんど内容が分からなかった。
その後スクリプトを読んで何とか理解できた気がする。
分からない単語も30語位あった。

頭の中で自分の意思とは無関係に声が聞こえると言う人の話。
最初は自分の行動のナレーションの様な無害なものだった。
しかし、医者などに相談して声を悪と認識する様になるとより声が自分に対して攻撃的な発言をする様になった。
最終的には、声が自分が直視できないストレスの代弁者であると捉えて、声を受け入れて共存できるようになった。
International Hearing Voices Movement と言う活動、団体もあり、声が聞こえる人達を支援している。

2014年9月9日火曜日

Simon Sinek: How great leaders inspire actionを見て

TEDの「Simon Sinek: How great leaders inspire action」を見た。

人を動かすのは物や結果ではなくて相手の信念に自分が共感出来るかと言う事。
Why->How->Whatの順序で考える必要がある。
信念を持ちそれを実現する方法を考えて結果を出す。
結果を求めるために手段を考えても人を動かすことは出来ない。
Appleやライト兄弟やキング牧師が良い例。
これは人の脳の構造と同じ。neocortex->limbic
人は理性に動かされるのではなくて、感情によって動かされる。
信念は感情に訴える事が出来る。
マーケットで成功するには16%以上の普及率が鍵。そこがtipping port。
そこを超えると残りの「皆持っているから買う」と言う層を巻き込める。
最初の16%に訴えるためにはその人たちの信念に訴えかける必要がある。
信念が人を動かすと言うのは子育ての様な日常生活についても当てはまる気がした。
また、TSP/PSPで言われている「自分たちが出来る最高の計画を出せばマネージメントを説得できる」も同じ気がする。

2014年9月8日月曜日

Benjamin Zander: The transformative power of classical musicを見て

TEDの「Benjamin Zander: The transformative power of classical music」を見た。

ピアノの実演やジョークを交えてテンポも良く素晴らしいプレゼンだった。
その分英語は早くで聞き取るのが大変だったが。。。
誰でもクラシック音楽を聞いていその素晴らしさを感じる素養を持っている。
音楽が分からないと言っている人は単に今までその機会が無かっただけ。
指揮者は自分で演奏する訳ではないので、演奏者の能力を如何に引き出すかが仕事。
これは多くの他の仕事にも共通する事。
「これが最後の言葉になったら後悔するような事は言わない」

2014年9月2日火曜日

Ken Robinson: How to escape education's death valleyを見て

講演者はイギリス人で12年前からアメリカに来ている。
イギリス訛りの英語は聞き取るのが大変だった。
ジョークを結構交えていたようだが???の部分もあり。
子供の教育について多様性、好奇心、創造性が重要と言う話。
勉強させるではなくて、勉強できるような環境を整える事が大切。

2014年9月1日月曜日

Ernesto Sirolli: Want to help someone? Shut up and listen! を見て

イタリア人の講演者がアフリカにNGOで技術支援に言っていた時の話。
誰かを助けようと思ったら、こちらが良いと思う事を押し付けるべきではない。
「馬を水辺に連れて行くことは出来ても水を飲ませる事は出来ない。」
その人が自分自身のために情熱をもってやろうとしている事を聞き出して助ける。
一人では成功する事は出来ない。
一人何でも出来る人は居ない。
企業活動で必要なのは、製造と宣伝と管理。全てが得意な人間はいない。
その人が必要な知識やサポートを提供する。
こちらから支援を提供するのではなくて、向こうから支援を求めにやってくるようにする。

イタリア人の英語だったけど聞き取りやすかった。時々巻き舌は入っていたが。

2014年8月25日月曜日

Simon Sinek: Why good leaders make you feel safe を見て

良いリーダの下では安心出来る。
権力者は自分の存在を脅かすが、リーダーは自分の存在を守ってくれる。
リーダが率先してメンバーを守るための利他的で自己犠牲的な行動を取る。
メンバーもそれを見習って他メンバーを守るために利他的な行動を取る。
そういう自分を守ってくれる組織に属していると安心できる。
利害関係ではなくメンバーであればどんな状況でも守られる。見捨てられない。信頼関係が必要。
一番良い例が家族。親子の関係。終身雇用やレスキュー隊、地域社会や国も等もその例。

利他的な行動を取っている人に理由を尋ねると「他人も自分にそうしてくれるから」と決まって答える。
環境がそうさせる。そういう環境に置かれれると利他的な行動をする様になる。

原始時代から人類は生存の脅威にさらされてきた。
それに対抗するためには利他的な相互協力が必要だった。
生存するためには自分を守ってくれる組織に属する事が必要。
本能的に組織に帰属したいと言う社会的欲求が備わっている。
組織に属するためには自分も組織のために利他的行動を取ることが必要。
この帰属欲求と組織から外される事への恐怖は非常に強い動機付けになりえる。
多くの場合は良い方向に働きそうだが、悪用すると人にとんでもない行動を取らせてしまう危険性もあり、注意も必要。

フリーライダーの様に自分は利他的行動はしないで他人の利他的行動の恩恵を受けるのみのメンバーが出てくると一気にモラルが低下して組織が維持できなくなりそう。
これを防ぐために規律で縛ると今度はアンダーマイニング現象でモラルが低下するかもしれない。
利他的行動を尊重する組織文化が必要? 宗教とか?
義理人情や組織への忠誠心といった日本的思想が役に立つような気がする。

Dan Gilbert: The psychology of your future self を見て

[概要]
何故人は後悔する事が多いのか?
人は常に変化し続けている。
未来に対する自分自身の変化を過小評価する傾向がある。
1000人のグループを二つに分ける。
一方には今から10年後の自分がどの程度変化しているかをヒアリングする。
他方には10年前の自分から今までどの程度変化しているかをヒアリングする。
結果、実際に発生した変化よりも将来に変化の見積もりが過小評価の結果になった。
将来を想像する事が困難であるため、過剰に変化しないと思ってしまう。
このギャップが後悔の一因になっている。

[コメント]
言っている事には共感できる。
過去の経験や今の直感を過大評価する傾向があると言う事。
未来の不確実性を過小評価している訳ではないので注意は必要。
不確実性の過大評価->未来予測に対する思考停止->過去と現在の継続の過大評価につながっているのかも。

ではどうやって対応すれば良いのか?
過去の経験や今の直感が今後も持続する事を過大評価しない様に意識する。
過去から変化してきたと言う事を意図的に思い出すようにする。
未来の変化の可能性をなるべく想像して、変化に対処出来る様に準備する。

2013年12月22日日曜日

Jane McGonigal: Massively multi-player… thumb-wrestling?を見て

TEDの「Jane McGonigal: Massively multi-player… thumb-wrestling?」を見た。
http://www.ted.com/talks/jane_mcgonigal_massively_multi_player_thumb_wrestling.html

短時間のプレゼンで英語も分かりやすかった。

簡単に言うと大人数でやる「指相撲」の紹介と、gamification的な観点から10のポジティブな感覚を引き起こす事説明していた。。
この大人数と言うのが凄くて、このプレゼンでは聴講者全員で750人位の人全員が一つの「指相撲」に参加していた。

この「大人数指相撲」はオーストリアのモノクロームという芸術家の集まるが10年位前に考え出したものらしい。

右手同士を複数人数で円になる様に握りあい、左手も同様に握る(詳しくは動画参照)。
ポイントは右手と左手を別々の人たちと握り合っても良いと言う所で、そうすることでどんどん数珠つなぎ的にゲームの輪を広げる事が出来る。

プレゼンでも1階と2階の間で接続したりなど、どうやって全体を繋げるかが面白い。

ある人が別の一人を最初に抑え込んだ時点でそこで握り合っている部分の勝者となる。
片手毎に勝者が決まり、両手同時にゲームをするので慌ただしい。

会場全体を一つに接続して30秒間のゲームが終了。各接続場所での勝者が決まった。

次にこのゲームによって引き起こされた10のポジティブな感情についての説明。

Curiosity(好奇心): 「大人数指相撲」ってなんだろうと興味を持った事。
Creativity(創造性): 全員が接続出来る様にいろいろ工夫した事。
Surprise(意外性): 両手で同時に指相撲をする事に多する驚き。
Excitement(興奮): 勝とうとして必死に指相撲した事。
Relief(気晴らし): ずっと座っていたなかで立ち上がって体を動かした事。
Joy(喜び): このゲームを通して皆笑顔になった事。
Contentment(満足): ゲーム中誰もメールやツイッター等をしていなかった。ゲームに満足していた事。
Awe(畏敬) and wonder(素晴らしさ): 物理的に全ての人が接続出来たと言う事。6秒以上他人の抱きしめると信頼ホルモンのオキシトシンが放出される。このゲームで皆の相互信頼が高まった。
Pride(誇り): (講演者の様に)両手共負けた人も今日このゲームについて新たに学ぶことが出来た。片手で勝てた人は公式ルール(笑)によってグランドマスターに認定された。両手とも勝った人はルールにより殿堂入りになった。

当然「公式ルール」と言うもはないとは思うが、そう言うストーリ性を出していた所もgamification的で良かった。
チェスみたいなゲームよりももっと早く普及させる必要があるから片手側が勝てただけでもグランドマスターにしているとか言っていた。

最後にこのゲームに勝つためのコツを紹介して終了。
聴講者を巻き込んだ非常に盛り上がったプレゼンだった。素晴らしい。

2013年12月1日日曜日

Dan Ariely: Are we in control of our own decisions?を見て

TEDの「Dan Ariely: Are we in control of our own decisions?」を見た。http://www.ted.com/talks/dan_ariely_asks_are_we_in_control_of_our_own_decisions.html

3週間位前に一回見たが、よくわからなかったのでもう一度見た。
こっちの方が昨日見たのより難しい。
スクリプトを読んで日本語訳も少し見てやっと理解出来た。

17分の講演を理解するのに1時間位掛かった。
日本語スクリプトだと5分位で読める。
この差を縮めるためにはどうしたらいいだろうか?


下記、印象に残った部分。

視覚上で惑わされる物に錯覚がある。
分かっていてもそう見えてしまい、そう見える事からはのが得られない。
視覚は人間の得意分野で進化の過程脳にも専用の領域が出来て長時間使われている。
そこでもミスが起きるのだから、投資決定の様な不得意な分野ならなおさらミスする。

デフォルト選択肢が規定されているとそれに従ってしまう事がある。
特に決定するのが大変になるとデフォルトに従う傾向が強くなる。
これは専門家でも同様。
デフォルトを規定した人に意思決定を左右されている。

少し劣った比較対象(選択肢)を出すと、元の物がより良く感じられる。
劣った選択肢を出されなかったものより価値がある様に錯覚する。
同じ値段の同じ品物でも、割引されている方が得に思えるのも同様の効果。

行動経済学では人が陥りやすい錯覚等も扱っている。
直観的な判断では間違いやすいパターンを認識出来れば、それを修正出来る可能性も出て来る。


Dan Ariely: Beware conflicts of interestを見て

TEDの「Dan Ariely: Beware conflicts of interest」を見た。http://www.ted.com/talks/dan_ariely_beware_conflicts_of_interest.html

5分強の講演を会社の昼休みに30分位使って何回か聞いた。
最初の2回は字幕なし、3回目は字幕あり、4回目は字幕ありで止めながら。
止めながらでやっと理解出来た部分も結構あったの、理解のスピードの問題か?


下記、印象に残った部分。

人は一時的なインセンティブによって、本来の目的から意図せずに外れた行動を取ってしまう事がある。

そう言う事が自分にも起こり得る事を認識して、発生しやすいパターンを知り自分がそのパターンに陥っていないか検証する態度を持てれば良くなるかもしれない。

Dan Ariely: Our buggy moral codeを見て

TEDの「Dan Ariely: Our buggy moral code」を見た。
http://www.ted.com/talks/dan_ariely_on_our_buggy_moral_code.html

ビデオを通して見たがやっぱり一回で理解するのは難しい。
聞き取れない所があるのと、理解するスピードが追いつかないからに思える。

スクリプトを読んでみるとそんなに難しくない。
分からない単語も7語位しかないし、時間を掛ければ意味も理解できる。


主題としては「直観は正しいとは限らない。一見正しいか検証出来ない様な事でも検証する方法はあるので、過信せずに正しいか検証する必要がある。」と言った所か。


下記要約と言うか、良いなあと感じた部分。

まず、Ariely氏が中学生or高校生の頃に全身に大火傷を負ったと言う、ちょっと衝撃的な話から始まる。

十分に経験もあり真剣に取り組んで人でも直観的な判断だけだと間違う可能性がある。
「火傷の包帯を剥がす時の苦痛の程度」と言う様な検証が不可能に見える事でも、間接的には検証可能であり、どうすれば苦痛が減るのかを検証できる。ただ、多くの人は検証可能な事に気が付かないので、検証しようとしていない。

人がどういう時に不正行為(cheating)を行うかも検証可能。
不正行為によって得られる利益の期待値と、不正行為がバレた時のデメリットを合計した効用を最大化すると言う経済理論通りには行動していない。
自分自身対して罪悪感が生じない程度の範囲で行っている。

結果的には同じであっても、より罪悪感から遠のけば不正行為が生じやすい。
共有の冷蔵庫にコーラを置いておくと勝手に飲まれるが、現金を置いておいても持って行かれない。
不正行為によって得られるものが現金よりも、換金できる代替物の方が生じやすい。
宣誓書を書かせると罰則が規定されていなくても不正行為は生じ難い。
無信教者に十戒を意識させただけでも同様の効果が出ていた。

また、同じグループの人間が不正行為によって利益を得ているのを見ると、自分もその低ではやっても良いだろうと思う様になる。
他のグループの人間がやっているのを見た場合、自分のグループへの帰属意識からやらなくなる。

カーネギーメロン大で実験した際に、サクラで不正行為で利益を得た人間が同じカーネギーメロン大だと不正行為の発生率が増えて、ピッツバーグ大(の名前が入った服を着てただけ)だと不正行為の発生率が減ったと言う話は面白かった。

株についても複雑な金融商品にする事で現金を盗んでいると言う様な罪悪感から離れる事になり、不正行為が多いことから「これ位ならみんなやっているから大丈夫」と思わせるような状況になっている。

行動経済学の観点では、人はそれ程合理的とも言えず、間違った直観に従って行動している事が多い。直感が正しいか検証するという態度を持てれば、世の中はもっと良く出来るはず。

2013年10月23日水曜日

Daniel Kahneman: The riddle of experience vs. memoryのメモ

# [TED] Daniel Kahneman: The riddle of experience vs. memoryを見た時のメモ。

# 幸福に関する話が盛んだが簡単な話では無い。
  - 認知的なトラップ。
    * 複雑さを認めることへの抵抗。
    * experience self(経験(現在)の自分)とremembering self(記憶(過去)の自分)の混同。
  - experience selfとremembering self
    * ピークエンドの法則
    * experience selfは直接的。今感じたものその物。
    * remembering selfは記憶、storyが重要。思い出してどう感じるか。
    * remembering selfは終わり方が重要。次にピークも重要。
    * 現在は心理学的には3秒程度。
      - この3秒はexperience selfにとって独立している。全て対等に存在する。
      - 生涯で600万個の「現在」を経験することになる。
      - remembering selfにほ大部分が無視されて、storyとなってごく一部が残る。
    * 時間の捉え方が大きく違う。
      - remembering selfには時間は直接は重要ではない。
      - 時間がstoryに影響しなければ、remembering selfには影響しない。
    * 決定に関与するのはremembering self
      - 過去の経験ではなくて記憶から判断する。
      - 未来についても経験ではなくて、記憶への期待として捉えている。
    * 記憶を消費する?
    * 2種類の幸福がある。
      - その瞬間の幸福。感情。
      - その人の人生を振り返った時にどのくらい満足できるか?
      - この2種をごちゃまぜにしてはいけない。
      - この区別は最近になって認識されるようになってきた。
      - 相関はあるが低い。
   - 「幸せ」と「快適な暮らし」は違う。
    * 「快適な暮らし」と「幸せ」を実現するためには必要な事は全然違う。
    * 「幸せ」に重要な事
      - 記憶、ゴール、好きな人と一緒に過ごす事。
        * 他の楽しみもあるがこれが支配的。
    * 実際に暮らしがあまり改善しなくても
      「快適な暮らしのために正しい決断をした」と感じられれば「幸せ」になれる。

2013年9月14日土曜日

未来の自分の為にどうやって今の誘惑に打ち勝つか?

TEDの「Daniel Goldstein: The battle between your present and future self」を見て思った事。

# Commitment Device
現在の選択によって未来の自分の選択を制約する様な選択の事。
未来の自分がその場の誘惑に負けて長期的ゴール達成を阻害する選択をするのを防ぐ。
他の人に影響を与えない事。
何等かの対価を支払う事で未来の特定の選択の価値を高める。
最古のCommitment Deviceの例として「オデッセイとセイレーン」の話がある。

Commitment Deviceは未来の為に自分をコントロールするための有効な手段の一つではある。

Commitment Deviceが上手く働くように設計するのは難しい。
状況によっては使えない事もあるし、色々と自分に言い訳をして反故にする事も出来る。

Social Realityと言って解決方法を宣言するして周りから認められると、その事に満足して帰って解決方法の実施率が低下するとの報告もある。

# 未来をイメージする事
未来をより鮮明にイメージする事で、未来の自分の為になる行動にたいするモチベーションを上げる事が出来る。

未来を軽視してしまう要因の一つが、未来を上手くイメージできない事と、そんなことは起こらないと思ってしまっている事。
これを是正するために未来のイメージを助けるツールが紹介されていた。
* 現在の投資によってリタイア後に住める場所がどんなところになるのか写真で示す。
* 現在の投資によって現在の自分と未来の自分がどの程度幸せなのか顔の表情をCGで示す。
これにより未来の自分がその時どんな気持ちになるかをイメージする事が出来る様になり、今の決断と未来の繋がりをもっと意識出来る様になる。

# PSPとの関連
PSPトレーニングの際にで計画と実施を分ける事もポイントの一つと感じていたが、
その理由の一つが今回の未来の自分が現在の自分より弱い事にある。
計画がCommitment Deviceとなって正しい実施を支援する事が出来る。
また、計画がより具体的であるほど、
計画の達成を現在と同等に考える事が出来るのでより良い。

2013年4月16日火曜日

The optimism bias

TED: Tali Sharot: The optimism bias
http://www.ted.com/talks/tali_sharot_the_optimism_bias.html


TEDでやっていた「楽観主義バイアスについて」

80%の人が持っていると言っていたが、と言う事は20%の人は持っていないと言う事?
誰でも持っているような気がしていたけど、持っていない人もいるんだなあと。

面白い所はこの「楽観主義」は「自分の都合の良いように考える」と言う事に似ている。
「自分(達)だけはこういう理由で他の人より上手く出来る」と考えている。
なので、自分自身や自分に近しい人には働くけど、知らない人や世間一般にはむしろ悲観的な
人の方が多いようです。

競馬等のギャンブルの時に、各自それぞれ「自分(だけ)が勝てる理由」を持っているのもoptimism baisにあたるかも。

ただ、このバイアスは基本的には良い面が多くて、
失敗のリスクを乗り越えて頑張るためには必要だし、
良い事が結果を期待して待つ事自体も楽しみになる。

落とし穴としては、一般的な危険を認識、理解していても
「自分だけは大丈夫」という視点に立ってしまうと注意不足になってしまうと言う辺り。

生来、人はこういうバイアスあると言う事の知識は持っていない。
バイアスについての知識を持っても幻想(楽観)が無くなるわけではない(良い意味で)ので、
これを認識する事で、良い面を残しつつ、悪い面を抑制出来る様になる。

楽観が無ければ進歩はしない。最後のペンギンの例が印象的だった。
「飛ぶことをあきらめたら飛べないし、飛べると過信してただ飛ぶと落ちてしまう。
飛べるかもしれないと期待しながらも、万が一飛べなかった時の為にパラシュートを付けて飛ぶ
というのが正しいバイアスとの付き合い方。」

あと。磁気で脳の活動を外部から抑制したと言う話があったのには驚いた。本当かなあ。。。


子供を見ていると人間も動物も本来楽観的に出来ていてしかるべきと感じる。
子供は最初自転車に乗れずに転んで痛い目に合うけれど、
特に練習などしていなくても、次は乗れるはずと楽観的に考えられるから、、
出来る様になるまで何度でも挑戦できるのだと思う。
実際、子供成長が早くて、特別努力しなくても時間が経てば自然な成長によって
出来る様になってしまう。なので、ある意味未来を楽観するのは正しくて自然な事に思える。


年を取ると子供の様な急激な成長は望めないけれど、少なくとも41歳になった今でも
色んな意味でまだまだ成長出来る事は多いと思うので、
optimism baisを上手く使って新しい事に挑戦する気力に繋げられると良いと思う。