2014年12月22日月曜日

Mitch Resnick: Let's teach kids to codeを見て

TEDのMitch Resnick: Let's teach kids to codeを見た。

子供にプログラミングを教える事の意義について。
昔同僚に教えてもらったMITで作っている言語"Scratch"の話だった。

Scratchはブロックイメージを使ってGUIでプログラム出来る。
新しいScratchではカメラや音声やセンサを使って仮想と現実を結び付ける機能に力を入れている。

現代の子供は"degital native"と呼ばれたりしているがITを使っているだけで作ってはいない。
読み書きと同じアナロジーで読むことだけではなく、書くことも学ぶべき。
書く事を学ぶことで新しい表現手段を手に入れる事が出来る。
皆がプロの物書きでない様に、プロのプログラマになる必要はない。
基礎的な書く能力としてScrachの様な簡単な言語を使えるレベルで良い。

Scrachの他にもプログラミングを初心者が学ぶ環境が増えている。
Codecademy, CodeDojo, Girls Who Code, Black Girls, etc...

プログラムの作成を通して、論理思考や段取りや協力の仕方などものづくりの基礎も学べる。

Scrachを教えるafter schoolで自作ゲームの点数表示の仕方が分からない生徒がいた。
生徒に変数の使い方を教えてあげたらとても「感謝」された。
先生が生徒に何かを教えて感謝されると言うのは学校の現場では少ないのでは?
ポイントは生徒に「これを実現したい」と言う強い動機があった事。
動機付けられていれば理解も深まる。

講演者の83歳の母親もScrachでプログラムを作れる様になったと言うのも凄い話。

英語は簡単で発音も聞き取り易かった。

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