2013年4月16日火曜日

The optimism bias

TED: Tali Sharot: The optimism bias
http://www.ted.com/talks/tali_sharot_the_optimism_bias.html


TEDでやっていた「楽観主義バイアスについて」

80%の人が持っていると言っていたが、と言う事は20%の人は持っていないと言う事?
誰でも持っているような気がしていたけど、持っていない人もいるんだなあと。

面白い所はこの「楽観主義」は「自分の都合の良いように考える」と言う事に似ている。
「自分(達)だけはこういう理由で他の人より上手く出来る」と考えている。
なので、自分自身や自分に近しい人には働くけど、知らない人や世間一般にはむしろ悲観的な
人の方が多いようです。

競馬等のギャンブルの時に、各自それぞれ「自分(だけ)が勝てる理由」を持っているのもoptimism baisにあたるかも。

ただ、このバイアスは基本的には良い面が多くて、
失敗のリスクを乗り越えて頑張るためには必要だし、
良い事が結果を期待して待つ事自体も楽しみになる。

落とし穴としては、一般的な危険を認識、理解していても
「自分だけは大丈夫」という視点に立ってしまうと注意不足になってしまうと言う辺り。

生来、人はこういうバイアスあると言う事の知識は持っていない。
バイアスについての知識を持っても幻想(楽観)が無くなるわけではない(良い意味で)ので、
これを認識する事で、良い面を残しつつ、悪い面を抑制出来る様になる。

楽観が無ければ進歩はしない。最後のペンギンの例が印象的だった。
「飛ぶことをあきらめたら飛べないし、飛べると過信してただ飛ぶと落ちてしまう。
飛べるかもしれないと期待しながらも、万が一飛べなかった時の為にパラシュートを付けて飛ぶ
というのが正しいバイアスとの付き合い方。」

あと。磁気で脳の活動を外部から抑制したと言う話があったのには驚いた。本当かなあ。。。


子供を見ていると人間も動物も本来楽観的に出来ていてしかるべきと感じる。
子供は最初自転車に乗れずに転んで痛い目に合うけれど、
特に練習などしていなくても、次は乗れるはずと楽観的に考えられるから、、
出来る様になるまで何度でも挑戦できるのだと思う。
実際、子供成長が早くて、特別努力しなくても時間が経てば自然な成長によって
出来る様になってしまう。なので、ある意味未来を楽観するのは正しくて自然な事に思える。


年を取ると子供の様な急激な成長は望めないけれど、少なくとも41歳になった今でも
色んな意味でまだまだ成長出来る事は多いと思うので、
optimism baisを上手く使って新しい事に挑戦する気力に繋げられると良いと思う。

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