TEDの「Daniel Goldstein: The battle between your present and future self」を見て思った事。
# Commitment Device
現在の選択によって未来の自分の選択を制約する様な選択の事。
未来の自分がその場の誘惑に負けて長期的ゴール達成を阻害する選択をするのを防ぐ。
他の人に影響を与えない事。
何等かの対価を支払う事で未来の特定の選択の価値を高める。
最古のCommitment Deviceの例として「オデッセイとセイレーン」の話がある。
Commitment Deviceは未来の為に自分をコントロールするための有効な手段の一つではある。
Commitment Deviceが上手く働くように設計するのは難しい。
状況によっては使えない事もあるし、色々と自分に言い訳をして反故にする事も出来る。
Social Realityと言って解決方法を宣言するして周りから認められると、その事に満足して帰って解決方法の実施率が低下するとの報告もある。
# 未来をイメージする事
未来をより鮮明にイメージする事で、未来の自分の為になる行動にたいするモチベーションを上げる事が出来る。
未来を軽視してしまう要因の一つが、未来を上手くイメージできない事と、そんなことは起こらないと思ってしまっている事。
これを是正するために未来のイメージを助けるツールが紹介されていた。
* 現在の投資によってリタイア後に住める場所がどんなところになるのか写真で示す。
* 現在の投資によって現在の自分と未来の自分がどの程度幸せなのか顔の表情をCGで示す。
これにより未来の自分がその時どんな気持ちになるかをイメージする事が出来る様になり、今の決断と未来の繋がりをもっと意識出来る様になる。
# PSPとの関連
PSPトレーニングの際にで計画と実施を分ける事もポイントの一つと感じていたが、
その理由の一つが今回の未来の自分が現在の自分より弱い事にある。
計画がCommitment Deviceとなって正しい実施を支援する事が出来る。
また、計画がより具体的であるほど、
計画の達成を現在と同等に考える事が出来るのでより良い。
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