最近気になっているものでGamification(ゲーミフィケーション)があります。
http://www.atmarkit.co.jp/fsmart/articles/gamification/01.html
ゲームで使われている手法を取り入れて継続利用をさせるように働きかけると言うことですが、これはモチベーションを維持するのに有用と思いました。
人は短期的で目に見えやすい成果の達成に対してはモチベーションが上がりやすいですが、長期的で目に見えにくい成果に対してはモチベーションを維持するのが困難である気がします。
ここで成果の重要性は思ったほどモチベーション維持につながらない感じがしていて、長期で目に見えにくくて重要な成果を得るためには、成果を得るためのステップに分割して、個々のステップの達成は(重要な意味がなくても良いので)短期的で目に見えやすいものにするというのが継続のポイントになると思います。
例えばゲーミフィケーションでよく使われる「バッジ」ですが、バッジを得る事そのものには殆ど意味が無いにも関わらず、目の前の目標としてバッジを取るために頑張る方が、本来の目的(何かの知識を得るとか)を達成するために頑張るより楽な気がします。
これは別に最近行われ始めた事ではなくて、「一日一ページ問題集を実施する」と言うのでも似たような効果はあると思います。自分で「一ページ問題集を実施した」と言う事を「短期的な成果」と感じられればですけど。
これまでは「何をやるべきなのか」と言う事に着目されることが多かったですが、これからはもっと「どうやったらそれを実施出来るのか」と言う事が重視されるようになって行くと思し、その一つの方法として「ゲーミフィケーション」の適用がもっと広がって欲しいなあと思います。
また、個人的に自分が何かの目標を達成しようとする際にも同じスキームを適用してモチベーション維持が出来るようにしたいなあとも思いました。
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