2014年6月14日土曜日

ツールの進歩と人間のスキル

最近のツール(機械)進歩は目覚ましいものがある。
将棋でプロの棋士に勝利するなど、人間の得意領域とされていた部分でもコンピュータが優位になる部分が出てきている。

こういう状況の中、ツールを使いこなせるかが人間のスキルとしてはより重要になってくる。
ツールに望ましいアウトプットを出させるためにはツールの特性に人が合わせる必要があり、これが今後の人のスキルとして重要になる。
機械に人間が合わせるのはバカらしい気もするが、機械は人間程融通が利かないのでより融通が利く人間が合わせないと能力を発揮できない。
融通に関してはしばらくは人間の方が機械より上だと思う。
仮に機械が人間並みに融通が利くようになっても、他の人間に何かを頼むときに、相手の特性を理解して頼めるかどうかが重要と言うのと同じように、やはり機械の特性への理解と適応は重要なスキルとして残りそう。

ただ人間以上に機械の方が融通が利くようになったらどうなるんだろう?
誰でも等しく使いこなすことが出来る状態になるのかもしれない。
そして多くの面で人間より機械の方が能力が高くなってしまったら?
こうしたいという「意思」だけは最後まで人間に残るはず?
SF等で良く語られる哲学的な問題で、色々と思考を巡らせるのは面白い。

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