2013年12月22日日曜日

TOEIC対策に効果がありそうな事

2014/1/20に会社でTOEICを受けるので、それに向けて効果がありそうな勉強方法を考えてみた。

2013/11/21頃から考えていたが、実際にやっているのは下記の*の所。
最近は仕事も忙しく中々英語の勉強は出来ていない。
音読パッケージ、瞬間英作文が効果ありそうだが着手に腰が重い。
そういう中では新しくlang-8を始められたのは良かった。
ソーシャルなので面白いがコメントなどのチェックで結構時間を取られるのが痛い。

- 音読パッケージ(http://homepage3.nifty.com/mutuno/index.html)
公式問題集のpart3,4で音読パッケージ
公式問題集のpart1,2で瞬間英作文、音読パッケージ?
中村澄子さんの文法問題に音声が付いているのでそれで音読パッケージ
アメリカ口語なんとか教本の、プレゼンテーション部分。

- 瞬間英作文(http://homepage3.nifty.com/mutuno/05_training/05_training02.html)
公式問題集のpart1,2で瞬間英作文
もっと簡単なレベルで瞬間英作文。それ様の新しい本を買う?
アメリカ口語なんとか教本の、会話部分。
手持ちのアルクの口慣らし~を使う?
音読パッケージを先にやって、TOEIC終了後から始める?

- 手持ちの問題集で復習
中村澄子さんの文法問題*
良く使っている500問くらいの文法問題*
TEOIC急所総攻撃??
英単語1200語入っている単語帳
公式問題集
英語勉強会で使ったプリントの文法解説、問題*
模試のプリント文法問題

- 模試
2回位? 会社の模試を使いたい。

- 多読、多聴、精読、精聴
TED*
bootcamp*
英語で読む村上春樹(NHKラジオ講座)*
リトルチャロ(NHKテレビ)*
公式問題集

- 英作文
lang-8(http://lang-8.com/)*

Jane McGonigal: Massively multi-player… thumb-wrestling?を見て

TEDの「Jane McGonigal: Massively multi-player… thumb-wrestling?」を見た。
http://www.ted.com/talks/jane_mcgonigal_massively_multi_player_thumb_wrestling.html

短時間のプレゼンで英語も分かりやすかった。

簡単に言うと大人数でやる「指相撲」の紹介と、gamification的な観点から10のポジティブな感覚を引き起こす事説明していた。。
この大人数と言うのが凄くて、このプレゼンでは聴講者全員で750人位の人全員が一つの「指相撲」に参加していた。

この「大人数指相撲」はオーストリアのモノクロームという芸術家の集まるが10年位前に考え出したものらしい。

右手同士を複数人数で円になる様に握りあい、左手も同様に握る(詳しくは動画参照)。
ポイントは右手と左手を別々の人たちと握り合っても良いと言う所で、そうすることでどんどん数珠つなぎ的にゲームの輪を広げる事が出来る。

プレゼンでも1階と2階の間で接続したりなど、どうやって全体を繋げるかが面白い。

ある人が別の一人を最初に抑え込んだ時点でそこで握り合っている部分の勝者となる。
片手毎に勝者が決まり、両手同時にゲームをするので慌ただしい。

会場全体を一つに接続して30秒間のゲームが終了。各接続場所での勝者が決まった。

次にこのゲームによって引き起こされた10のポジティブな感情についての説明。

Curiosity(好奇心): 「大人数指相撲」ってなんだろうと興味を持った事。
Creativity(創造性): 全員が接続出来る様にいろいろ工夫した事。
Surprise(意外性): 両手で同時に指相撲をする事に多する驚き。
Excitement(興奮): 勝とうとして必死に指相撲した事。
Relief(気晴らし): ずっと座っていたなかで立ち上がって体を動かした事。
Joy(喜び): このゲームを通して皆笑顔になった事。
Contentment(満足): ゲーム中誰もメールやツイッター等をしていなかった。ゲームに満足していた事。
Awe(畏敬) and wonder(素晴らしさ): 物理的に全ての人が接続出来たと言う事。6秒以上他人の抱きしめると信頼ホルモンのオキシトシンが放出される。このゲームで皆の相互信頼が高まった。
Pride(誇り): (講演者の様に)両手共負けた人も今日このゲームについて新たに学ぶことが出来た。片手で勝てた人は公式ルール(笑)によってグランドマスターに認定された。両手とも勝った人はルールにより殿堂入りになった。

当然「公式ルール」と言うもはないとは思うが、そう言うストーリ性を出していた所もgamification的で良かった。
チェスみたいなゲームよりももっと早く普及させる必要があるから片手側が勝てただけでもグランドマスターにしているとか言っていた。

最後にこのゲームに勝つためのコツを紹介して終了。
聴講者を巻き込んだ非常に盛り上がったプレゼンだった。素晴らしい。

2013年12月1日日曜日

Dan Ariely: Are we in control of our own decisions?を見て

TEDの「Dan Ariely: Are we in control of our own decisions?」を見た。http://www.ted.com/talks/dan_ariely_asks_are_we_in_control_of_our_own_decisions.html

3週間位前に一回見たが、よくわからなかったのでもう一度見た。
こっちの方が昨日見たのより難しい。
スクリプトを読んで日本語訳も少し見てやっと理解出来た。

17分の講演を理解するのに1時間位掛かった。
日本語スクリプトだと5分位で読める。
この差を縮めるためにはどうしたらいいだろうか?


下記、印象に残った部分。

視覚上で惑わされる物に錯覚がある。
分かっていてもそう見えてしまい、そう見える事からはのが得られない。
視覚は人間の得意分野で進化の過程脳にも専用の領域が出来て長時間使われている。
そこでもミスが起きるのだから、投資決定の様な不得意な分野ならなおさらミスする。

デフォルト選択肢が規定されているとそれに従ってしまう事がある。
特に決定するのが大変になるとデフォルトに従う傾向が強くなる。
これは専門家でも同様。
デフォルトを規定した人に意思決定を左右されている。

少し劣った比較対象(選択肢)を出すと、元の物がより良く感じられる。
劣った選択肢を出されなかったものより価値がある様に錯覚する。
同じ値段の同じ品物でも、割引されている方が得に思えるのも同様の効果。

行動経済学では人が陥りやすい錯覚等も扱っている。
直観的な判断では間違いやすいパターンを認識出来れば、それを修正出来る可能性も出て来る。


Dan Ariely: Beware conflicts of interestを見て

TEDの「Dan Ariely: Beware conflicts of interest」を見た。http://www.ted.com/talks/dan_ariely_beware_conflicts_of_interest.html

5分強の講演を会社の昼休みに30分位使って何回か聞いた。
最初の2回は字幕なし、3回目は字幕あり、4回目は字幕ありで止めながら。
止めながらでやっと理解出来た部分も結構あったの、理解のスピードの問題か?


下記、印象に残った部分。

人は一時的なインセンティブによって、本来の目的から意図せずに外れた行動を取ってしまう事がある。

そう言う事が自分にも起こり得る事を認識して、発生しやすいパターンを知り自分がそのパターンに陥っていないか検証する態度を持てれば良くなるかもしれない。

Dan Ariely: Our buggy moral codeを見て

TEDの「Dan Ariely: Our buggy moral code」を見た。
http://www.ted.com/talks/dan_ariely_on_our_buggy_moral_code.html

ビデオを通して見たがやっぱり一回で理解するのは難しい。
聞き取れない所があるのと、理解するスピードが追いつかないからに思える。

スクリプトを読んでみるとそんなに難しくない。
分からない単語も7語位しかないし、時間を掛ければ意味も理解できる。


主題としては「直観は正しいとは限らない。一見正しいか検証出来ない様な事でも検証する方法はあるので、過信せずに正しいか検証する必要がある。」と言った所か。


下記要約と言うか、良いなあと感じた部分。

まず、Ariely氏が中学生or高校生の頃に全身に大火傷を負ったと言う、ちょっと衝撃的な話から始まる。

十分に経験もあり真剣に取り組んで人でも直観的な判断だけだと間違う可能性がある。
「火傷の包帯を剥がす時の苦痛の程度」と言う様な検証が不可能に見える事でも、間接的には検証可能であり、どうすれば苦痛が減るのかを検証できる。ただ、多くの人は検証可能な事に気が付かないので、検証しようとしていない。

人がどういう時に不正行為(cheating)を行うかも検証可能。
不正行為によって得られる利益の期待値と、不正行為がバレた時のデメリットを合計した効用を最大化すると言う経済理論通りには行動していない。
自分自身対して罪悪感が生じない程度の範囲で行っている。

結果的には同じであっても、より罪悪感から遠のけば不正行為が生じやすい。
共有の冷蔵庫にコーラを置いておくと勝手に飲まれるが、現金を置いておいても持って行かれない。
不正行為によって得られるものが現金よりも、換金できる代替物の方が生じやすい。
宣誓書を書かせると罰則が規定されていなくても不正行為は生じ難い。
無信教者に十戒を意識させただけでも同様の効果が出ていた。

また、同じグループの人間が不正行為によって利益を得ているのを見ると、自分もその低ではやっても良いだろうと思う様になる。
他のグループの人間がやっているのを見た場合、自分のグループへの帰属意識からやらなくなる。

カーネギーメロン大で実験した際に、サクラで不正行為で利益を得た人間が同じカーネギーメロン大だと不正行為の発生率が増えて、ピッツバーグ大(の名前が入った服を着てただけ)だと不正行為の発生率が減ったと言う話は面白かった。

株についても複雑な金融商品にする事で現金を盗んでいると言う様な罪悪感から離れる事になり、不正行為が多いことから「これ位ならみんなやっているから大丈夫」と思わせるような状況になっている。

行動経済学の観点では、人はそれ程合理的とも言えず、間違った直観に従って行動している事が多い。直感が正しいか検証するという態度を持てれば、世の中はもっと良く出来るはず。