2013年11月24日日曜日

「かんばん!~もし女子高生がRedmineでスクラム開発をしたら」を読んで

@ITで認定スクラムマスター 岡本隆史さんのスクラムの記事を読んだ。
http://www.atmarkit.co.jp/fjava/index/index_scrum.html

[プロダクトバックログ]
開発に必要な全作業。
開発項目、非機能要件も含む。
要件はストーリーする。

[ポイント]
見積りにポイントと言う開発項目間の相対規模を使う。
これによって人月よりも実施する人への依存度を下げる。
ポイントは粒度はフィボナッチ数列を使う。
小さい物は細かい、大きい物は荒い見積もりになるため。
#PSPの様に対数スケールでも良いかも知れない。
ポイントは1~8に収まる位の相対粒度になっていると良い。8を超える様な分割する。
#人は10倍以内のものなら上手く見積もれる。(マイク・コーン)

[スプリント]
2週間~1ヶ月程度の間隔で動作するソフトウエアで繰り返し確認して行く。
優先順位が物から一部の機能をスプリントで開発。
動く物を作る事で、考慮漏れを減らせる。
各スプリントにそのスプリントのゴールを示す名前を付けた方が良い。
スプリント計画時には各タスクの担当者は決めないでおく。

[ベロシティ]
一回のスプリントで消化できるポイント。
生産性を安定させるために同じメンバでスプリントを繰り返す。
チームワーク、暗黙知も利用する。
1チーム3~9人。

[スプリントバッグログ]
プロダクトバックログからそのスプリントで実施する項目を決める。
それを詳細化する。見積りは作業時間(hour)。1タスク20時間以内。

[デイリースクラム]
毎朝短時間のスタンディングミーティングを行う。
前日の報告と今日予定と懸案事項の確認。
簡単に出来る見える化。
タスクの割り当ては朝会で行う。
タスクの終了へのステータス変更は朝会で行う。
みんなの前でステータスを終了することにより、チーム全体で達成感を共有できる。

[タスクボード]
スクラムはトヨタのかんばん方式の影響を受けている。
これも状況の見える化。各タスクのステータスを張り出す。
新規、進行中、終了の3状態で管理。難しくし過ぎない。

[スプリントレビュー]
直近出てきた問題点や改善点に注意が集中してしまうので、
既存の課題と合せて適切に優先度付けする必要がある。
作業時間の予実報告もここで行う。作業時間は記録すべき(PSP的)。

[ALMinium]
Redmineやバージョン管理システム等の開発管理ツールのパッケージ。
スクラム開発管理に必要なツールが一通り入っている。

[継続的インテグレーション]
jenkinsでコーディング規約違反数やカバレッジなどのメトリクスを管理できる。


[その他]
「ドラッカーこと@ryuzeeさん」と言う人が居るらしい。
アジャイル推進派の人の中には、「紙を使ってかんばん(タスクボード)を運用すべき」っていう人もたくさんいる。
1つのタスクが完了したら、拍手などして盛り上げる。
「Associate Persona」遊び心。
「ブラックジャックによろしく」佐藤秀峰(漫画 on web http://mangaonweb.com/)

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