2014年8月25日月曜日

Dan Gilbert: The psychology of your future self を見て

[概要]
何故人は後悔する事が多いのか?
人は常に変化し続けている。
未来に対する自分自身の変化を過小評価する傾向がある。
1000人のグループを二つに分ける。
一方には今から10年後の自分がどの程度変化しているかをヒアリングする。
他方には10年前の自分から今までどの程度変化しているかをヒアリングする。
結果、実際に発生した変化よりも将来に変化の見積もりが過小評価の結果になった。
将来を想像する事が困難であるため、過剰に変化しないと思ってしまう。
このギャップが後悔の一因になっている。

[コメント]
言っている事には共感できる。
過去の経験や今の直感を過大評価する傾向があると言う事。
未来の不確実性を過小評価している訳ではないので注意は必要。
不確実性の過大評価->未来予測に対する思考停止->過去と現在の継続の過大評価につながっているのかも。

ではどうやって対応すれば良いのか?
過去の経験や今の直感が今後も持続する事を過大評価しない様に意識する。
過去から変化してきたと言う事を意図的に思い出すようにする。
未来の変化の可能性をなるべく想像して、変化に対処出来る様に準備する。

0 件のコメント:

コメントを投稿