2014年5月12日月曜日

プロマネに役立つ「内省術」最終回を読んで

日経コンピュータの内省術の最終回を読んだ。

[実践の繰り返し]
良いと思う改善アイデアが浮かんでも一度で上手く行くほど甘くないので、繰り返し挑戦し続けられるかが重要。ポイントは下記の3点。

[失敗を受け入れる]
[小さな変化を見逃さない]
[自分で考えて試行錯誤する]

[ソーシャルパワー]
ポイントの実施にはソーシャルパワーを活用出来ると良い。これはgamificationとも通じる所。
例えば同様の悩みを持つリーダクラスで定期的なワークショップを持つもの有効。
新しい気づきが得られたり、自分の考えを発言することで整理出来たり、他人の事例なら冷静に見れるので、自分の事例にフィードバック出来たりする。

[気軽に始めてみる]
最後に述べられていたのが気軽に実践してみると言う事。
特にこうしなければならないとかに捕らわれずに、やり易いやり方で。
そうは言っても結構敷居は高く感じる。
何処かで仕入れて良さそうだからやってみて失敗した例は沢山見てきた気がする。。。
ただ、これ自体も「失敗を受け入れて繰り返し挑戦する」の適用対象になりそうだが。

[メモの取り方]
具体例の紹介のなかで、思いついたことを直ぐにメモ出来る様にノートを持ち歩いていると話や、それに対して、電子化した方が追記検索等が出来て便利等の別の視点からの指摘もあり面白かった。

[内省術の連載全体を通して]
個々のパーツの考え方は普通の事で、特に目新しいと言う事はなかった。
別の言い方をすると、その「普通の事」を如何に実践するかが重要と言う事。

個々のパーツを一連の流れのフレームワークの例として紹介ているのは実践への敷居を下げるという意味で有用。
これはPSPのスクリプト作成と実践を分けるという考えに通じる。

紹介されていた事例が具体的で共感できる内容で、説得力があり良かった。

0 件のコメント:

コメントを投稿