2015年1月13日火曜日

プログラムは矛盾に弱い

会社で仕様記述の形式言語導入について少し議論した。
そこで出てきたのが「形式言語を使うには論理的思考が必要」と言う話。
そもそもプログラムを開発するためには論理的思考が必要なので、論理的思考が弊害にはならない気はするが。。。

では、どうしてプログラムの開発に論理的な思考が必要なのか?
それはプログラムが矛盾に弱いと言う性質があるからだと考えられる。当たり前の事だが。
少しでも矛盾があるとそこから綻びが生じて想定外のトンデモナイ動作をする可能性がある。
多少の矛盾に折り合を付けてそこそこの動作をするということが出来ない。

日本人は矛盾に強い。矛盾している状態を受け入れられる。
欧米人は矛盾に弱い。ローコンテクスト、異文化は矛盾に弱い。
どちらがソフト開発に向いている?

一般的には矛盾が無い様に、将来矛盾が生じにくい様に気を付けて作成する必要あり、矛盾に対して敏感である必要がある。
普段からそうした論理的思考に慣れていれば形式言語も使いやすい。

ただ、一方で世の中矛盾だらけであり、矛盾に如何に折り合いを付けてプログラムに落とし込めるかの方がハイレベルな課題とも考えられる。

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