2013年8月3日土曜日

ARG(Alternate Reality Game)(代替現実ゲーム)

少し話になりますが、TEDのARGに関するtalkを読みました。
http://www.ted.com/talks/jane_mcgonigal_gaming_can_make_a_better_world.html

ゲームを介して現実世界を改善しようと言う中々面白い話です。
gamificationの定義をどう考えるかにもよりますが、今回の話にゲーム以外の分野にゲームの要素を取り入れると言うより、ゲームそのものを使って現実世界に働き掛けようと言う発想なので、gamificationとは少し違ったアプローチだと感じました。

今の若い世代は優秀なゲーマーとして十分にトレーニング済の人が沢山いて、今後もどんどん増えていくだろうから、このゲーマーとしての能力を有効活用すべきと言う発想も面白いです。

更にゲームの世界を通して人はもっと生産的で協調的な種に進化出来る言う思想も面白いですね。

「ゲームの世界では人は何故現実世界よりも上手くやれるのか」と言う問いに対する答えはgamificationで着目している点と同じです。一番重要ポイントは「適切なミッションとフィードバックをタイムリーに得られる」事だと思います。

ゲームの世界では現実世界に比較して制約が少なく自由度が高いのでミッションやフィードバックを適切に設計しやすいと言うメリットがあります。gamificationの定義にもコンピュータの活用を前提とするか否かと言う話がありますが、gamificationを有効に使うためにはコンピュータやネットワークの活用も重要なポイントになりそうです。

[世の中を良くするって。。。?]
「世の中を良くする」と言いますが、どういう状況になれば「良い」なんでしょうかね?  人類がより長く生き残れる様な状況? ちょっと哲学的な話になりそうです。。。

どこに根本的な価値と言うか目的を置くかと言うのが難しいですが、とりあえず「自分が生存する事」に置いてみましょう。これはそこそこ正しそうな前提だとは思います。

この「自分」の範囲を広げると、家族、知人、人類、生命、地球、宇宙。。。と広がっていきます。自分の行動が多少なりとも地球の未来に影響を与えている感覚はありますが、宇宙の未来に影響与えているかと言うと、そこはちょっとピンと来ませんね。。。

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