2015年9月17日木曜日

主観、客観、そして、主観

人は主観から始まり、客観的になろうとするが、結局主観に帰ってくると言う気がしてる。

幼い時は当然自分中心で、他人の事を意識する事はしない。
主観的で自分の視点からのみ世界を見ている。

少し大きくなって思春期も近くなると、他人を強く意識する様になる。
他人から自分がどう見えるのか、どう思われているかなどが気になる。
自分と他人を比べて、どちらが得をしている、損をしているとか考える。
公平性を求めて客観的なれるのが理想だと考えたりする。

年を取って色々な経験を積んでくると、そもそも自分と他人が比較出来ない事に気が付く。
自分が自分である以上、完全に客観的になる事も出来ないし、完全に他人を理解したり、理解されることも無理だとわかる。
人は主観的にしかなれなくて、頼れるのは自分の価値観だけだ。
自分の価値観が確立出来れば、自分とは異なる、他人の価値観を受け入れたり、尊重したりも出来るようになる。

その先は。。。?

0 件のコメント:

コメントを投稿