2014年2月9日日曜日

プロマネに役立つ「内省術」第2-5回を読んで

日経コンピュータの内省術の第2-5回を読んだ。

以下、印象に残っている所。

[思いついた事を全て書き出す]
思いつくままに書き出す事で自分でも認識出来ていなかった自分自身の考えを認識出来る様になる。

認知フレーム、固定観念を意識、認識出来る。

書く事で暗黙知を形式知に変換(表出化)出来る。

思っている事を書きださないとどんどん忘れて行ってしまうので、考えがループしない様に書き出す事は重要に思える。

モヤモヤとしていて対処が難しいと感じている事でも、書き出す事で、やるべきことが見えてくる事が多い。

[話す事、聞く事]
話を聞いてもらう事で、自分の考えややるべきと事が整理出来る事が多い。
これを促すためには「良き聞き手」であることが重要。
相手の立場に寄り添い、肯定的に受け入れる。

聞き手の態度のNGとして、
腕組み、足組、斜に構える、天井をみる、別の一点を凝視、メモに集中、目をつぶる、口を真一文字、顎に手を当てる、背もたれにもたれかかる
等がある。

一点を20秒位見つめると集中力が高まる。

別のNGは「お地蔵さん」

感情豊かに話を聞く。

再現フィルムの様に具体的な状況を細かく語る。

話す内容を決める。
その出来事が始まる前の自分の気持ちを振り返る。
客観的な事実と感情を分けて話す。
当時を振り返って今気が付いたことを話す。

[問いかけ]
共感スレでも迎合せず。相手の話に合わせて終わらせない。
話し手という「ヒト」に焦点を当てる。その時どう思い、どう感じ、どうしようとして、どうなったか。

「質問のシャワー」を浴びせる。30~50個。その間は質問に答えず聞いているだけ。
質問を聞いたら印象に残った質問について「感想」述べる。「回答」ではない。
「回答」を求めると防衛本能で本音が出ないので求めてはいけない。

「行動宣言」も防衛本能で無難な方向に議論が行くのでやらない方が良い。
同僚からの無言のプレッシャー、「ピアプレッシャー」の方が有効。
お互いの良い点を褒め合えば良い意味での「ピアプレッシャー」が掛かりそう。

[気付きの実践]
強制と自主性のバランスは難しい。

デービットコルブのモデル。

日本人は行動に移さない結構が強い。
分かった事だけで満足してしまうから?

小さくても良いので、具体的な出来る事をやると決める。
15分以内に出来る事を考える。
一週間のうちに一つでも何でも良いので新しいことを始める。
行動に移す訓練を積めば、次第に行動への閾値が下がっていく。

「ピアプレッシャー」を利用する。
日本人には「他人から遅れたくない」という感情を刺激するとプレッシャーになりやすい。
悪い所を責めるのではなく、良い所を褒めるようにすれば、周りにも本人にも良い効果がでる。

「Refrect In Action」、もう一人の自分が行為の最中に自分を見つめている状態。行為の最中に気付き、内省が行われる。

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